吉本NSC卒業生が語るNSCでの1年間>NSCで気をつけるべきこと！その�Aトチり（遅刻）厳禁！

NSCに入学する際に、挨拶ともう一つ別に絶対に気をつけてほしいことがあります。
それは“絶対に遅刻しない！”ということです。
この世界では俗に“トチる”と言います。これはもう、絶対にやってはいけません！
二度と使ってもらえなくなるでしょう。
よく大物芸人さんが自分のトチった話を冗談ぽく言ってますが、あれは別次元の話。
まだ実績も何も無いNSC生がトチってしまうと、シャレにならないので絶対に気をつけましょう。

思えば私も苦い記憶があります。
初めての最初の授業だったのですが、19時からの授業で地下鉄で人身事故があってギリギリNSCに滑り込みで
入ったらその時の時間は18時55分。
何とか間に合った！と思ったら、入り口の鬼の形相で待っているアシスタントの人から大きい声でたった一言、
“遅刻！！”と怒鳴られました。
“え〜〜〜！？間に合ってるやん！？”とは、今までの私の世界での常識の話。
この世界では新人、ましてやNSC生など鼻くその数ほどいるペーペーにしか過ぎません。
かといって、トチってしまったらもうこれは仕方ありません。そんな窮地をしのぐとっておきの
方法は、ひたすら謝り倒す！！
これしかありません。変に言い訳などしないように。よけいドツボにはまるでしょう。

遅刻はどんな世界でもいけないものですが、この芸能界という世界ではあなた１人が遅刻するということは
周りの人たちの時間も奪うということを忘れないで下さい。
お笑いで食べて行こうと思うなら、面白けりゃいいだろう、ではダメです。
きちんと社会人としてのビジネスマナーがないと、仕事としてはやっていけないのです。
特にNSC生は20歳前後の社会人経験がない若者が多いので、吉本興業としても1からその辺を徹底的に
教えているんだなーという印象でした。
まぁ、当たり前の話なんですが。
それでも遅刻して怒られてる奴はいっぱいいましたが。。。